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アルコール依存症治療病棟の機能強化について


 新潟県においては今年3月にアルコール健康障害対策基本法に基づく新潟県アルコール健康障害対策推進計画が策定され、総合的かつ計画的にアルコール健康障害対策が推進されているところです。
 そのような状況に対応するため、6月1日に第7病棟の施設基準を変更し「精神科急性期治療病棟」をスタートいたしました。当該病棟は集中的な治療を提供して早期回復を図ることを目的としております。その目的を果たすべく、病棟機能の強化を図るため、医師並びに看護職員、公認心理師等の医療スタッフを手厚く配置するとともに、治療プログラムの充実を図るための専用研修室の設置、病室の整備や個室を設ける等の療養環境の改善も行いました。
 当院の50年に亘るアルコール依存症治療の実績と新たな機能強化により、当院に求められる役割を果たし、地域精神医療に貢献できるように努めて参りますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 アルコールの問題でお悩みの方やご家族、関係機関からのご相談に応じておりますので、お気軽にご連絡下さい。

 

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第32回 アルコール依存症治療病棟OBの集い

 元号が令和になり初めてのOBの集いを6月16日に開催致しました。今年で32回、当日は生憎の雨模様となりましたが、多くのOB、OG、ご家族にお越しいただき、入院中の方々と医療スタッフを合わせて120名が一堂に会する場となりました。

 先ずは、当院特製の豚汁を食べながらの会食。ここでは参加者の皆様から断酒生活を続ける中での喜びや苦しみなど沢山のお話を聞かせていただきました。ある方からは「今でも突然飲みたくなることもあるよ。でもね、病院の外来、月例研修やOBの集いに行けなくなると思うと止まるんです。」と伺い、月例研修等の必要性を改めて感じさせられました。

 

 会食も進み、今年もアトラクションを企画しました。新潟大学医学部合唱団の皆様によるステージは、素敵なセットリスト、美しいハーモーニーで会場の雰囲気を穏やかなものにしてくださいました。参加者も一緒になって歌った「ふるさと」では、会場全体が一つになっていました。

 今回も大勢の方々に参加していただき、それぞれの繋がりを改めて確認することができました。次のOBの集いはまた来年となりますが、毎月の月例研修大会でも、スタッフ一同で皆様の参加をお待ちしています。

救急蘇生研修会を行いました


 2018年11月8日に河渡病院・有楽園の職員を対象に救急蘇生研修会を実施いたしました。


 講師には医療技術専門学校より高橋俊一先生と学生インストラクターをお招きして、窒息・誤嚥事故対策を中心に講義・実技講習を行っていただきました。

 参加した職員からは実践的で有意義な研修であったとの感想が多く寄せられており、ご協力いただきました高橋先生と学生インストラクターの皆様には大変感謝いたしております。

 このように河渡病院では職員研修を通じて職員の資質向上に努めております。