2018年11月8日に河渡病院・有楽園の職員を対象に救急蘇生研修会を実施いたしました。
講師には医療技術専門学校より高橋俊一先生と学生インストラクターをお招きして、窒息・誤嚥事故対策を中心に講義・実技講習を行っていただきました。
参加した職員からは実践的で有意義な研修であったとの感想が多く寄せられており、ご協力いただきました高橋先生と学生インストラクターの皆様には大変感謝いたしております。
このように河渡病院では職員研修を通じて職員の資質向上に努めております。
当院では10月27日に文化祭を開催いたします。 地域の皆様との交流の機会となっておりますので、ご興味のある方はご来院ください。
日 時:平成30年10月27日(土)午前10時~午後3時
場 所:河渡病院 体育館、作業室、外来 等
内 容:患者さんの作品展示
栄養・薬の相談コーナー、作業療法コーナー
模擬店
フリーマーケット(午前中のみ)
演 奏(午後1時40分~)
新潟清心女子中学高等学校によるハンドベル演奏
ボランティアグループによるフォークソング 等
平成30年6月17日(日)、当院の体育館にて「第31回アルコール依存症治療病棟OBの集い」を開催致しました。当日は天気にも恵まれ、多くの方が参加してくださいました。
当院がアルコール依存症治療を始め47年。このプログラムは、退院後も断酒に取り組む方々とご家族の近況報告の場として、また今の苦しみ、喜びを確認する場の提供を目的に継続しています。
昼食会では皆でテーブルを囲み、毎年好評の当院栄養課特製の豚汁をいただきながら、
久しぶりの再会で近況を話したり、昔話に花を咲かせたりと参加者同士の交流が見られていました。
昼食後のアトラクションでは、昨年も好評だった新潟青陵大学ウインドアンサンブルが演奏してくれました。年代を問わず耳にしたことがある曲を選んでいただけたこともあり、参加者の方々から手拍子や歌声が起こっていました。今年も参加して下さった方々の笑顔がみられたことは嬉しい限りでした。
アルコール依存症治療は退院してからが断酒治療のスタートと言われます。このOBの集いは退院者を対象とした当院独自のプログラムであり、断酒治療には欠かせないものと考えております。来年もみなさんの笑顔を届けてくださいね。
地域移行機能強化病棟 開設のお知らせ
厚生労働省では平成26年の精神保健福祉法の改正等により、精神科医療のあり方について、これまでの入院医療中心の考え方から地域での生活を推進する方針(地域移行)を明確にし、様々な施策を進めているところです。当院におきましては、これまでも早期退院を心掛け、出来るだけ地域で生活していただけるように退院促進を進めておりましたが、今後は長期入院者の地域移行を一層進めるため、平成30年6月より第7病棟の機能を「地域移行機能強化病棟」に変更いたしました。当該病棟では、退院後に地域で安心して生活を送っていただくための支援を多職種で提供し、地域生活へのスムーズな移行を図ってまいります。